インターナショナル新書 013

『都市と野生の思考』

鷲田清一/山極寿一

作品紹介

哲学者(京都市立芸術大学学長)とゴリラ(京都大学総長)の破天荒対談。知の饗宴!

旧知の二人が、リーダーシップのあり方、老い、家族、衣食住の起源と進化、教養の本質など、さまざまな今日的テーマを熱く論じる。
京都を舞台に、都市の思考と野生の思考をぶつけ合った対話は、人間の来し方行く末を見据える文明論となった。

担当編集者より

対談は毎回京都で行われましたが、何より大変だったのはお二人のスケジュールの調整。大学の長という公職がこんなにご多忙だったとは…。これだけのお時間をいただけたのは本当にありがたい限りです。専門分野は違いますが、お二人は研究会などで顔を合わせていた旧知の仲。鷲田先生も「まえがき」で書かれていますが、毎回「とらわれのないおしゃべり」を楽しまれていたご様子でした。リーダー論について鷲田先生が、松下幸之助が語った「愛嬌」「運が強そうなこと」「後ろ姿」の3つの条件を紹介すると、「なんと! それはゴリラそのもの」と応じる山極先生。話は度々京都のことにも及んでいます。本書の第二章「老いと成熟を京都に学ぶ」などでは、京都の新たな魅力も知ることができるでしょう。

定価 本体740円+税
発売日 2017年8月7日
ジャンル 社会・政治
書名(カナ) トシトヤセイノシコウ
新書判 224ページ
ISBN 978-4-7976-8013-3
Cコード C0295

著者

写真写真

鷲田 清一(わしだきよかず)

哲学者。1949年京都府生まれ。京都大学大学院修了。京都市立芸術大学学長。せんだいメディアテーク館長。元大阪大学総長。専門は臨床医学・倫理学。著書に、『哲学の使い方』(岩波新書)、『「ぐずぐず」の理由』(角川選書、読売文学賞受賞)など。


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山極 寿一(やまぎわじゅいち)

霊長類学・人類学者。理学博士。1952年東京都生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得後退学。京都大学総長。ゴリラ研究の第一人者。『「サル化」する人間社会』(集英社インターナショナル)、『父という余分なもの:サルに探る文明の起源』(新潮文庫)など。

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